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2021年04月30日
愛情が足りてない?SNSでの承認欲求

愛情が足りてない?SNSでの承認欲求

承認欲求とは?

承認欲求とは「他者から認められたい、自分を価値ある存在として認めて欲しい」という気持ちです。
子どもから大人まで持ち合わせている当たり前の欲求です。

子どもの「ママ見てみて〜!!」と何度も言ってくるのは褒めてほしいという承認欲求の気持ちがあるからです。

オンラインでの繋がりに求める承認欲求

愛情が足りてない?SNSでの承認欲求

ITの発達により時代は大きく変わりました。
かつては「出会い」と言えば、親のつながり、地域・学校のつながり、仕事のつながりといった人のつながりや環境に合わせた広がりが主流でした。
ところが、ここ数年のIT技術の発達により、
つい2、30年前は文通相手を募集する雑誌もありましたが、今はSNSにアクセスして興味のあるジャンルからタグをたどっていき、フォローをすると「お友達」です。
一昔前はオタク扱いされていたオンラインゲームでのコミュニティも、若くて可愛い芸能人がハマっているというぐらいイメージがよくなりました。

最近の新型コロナウイルスにより、このオンラインでの交流はさらに加速していくと予想されます。

そしてSNSでのコミュニティに承認欲求を求める人が増えてきています。

簡単に「いいね!」で図れる自己評価

愛情が足りてない?SNSでの承認欲求

SNSでの「いいね!」や「フォロワー数」は人からの評価が数でわかるのでとてもわかりやすいです。
「今日はいいね100超えた!」「フォロワー数1万人」などを目標にされている方も多いのではないでしょうか。

いいね!と押されると嬉しいですよね。あとフォロワーが増えるということは、自分の投稿に興味を持ってくれているということで「認められている」ということになります。

ところが、簡単に図れるゆえに、SNSの評価に振り回される傾向もあります。
「SNS依存」「いいね依存」と呼ばれるものです。

目の前にいる人よりも、SNSの評価のほうが気になり、常にスマホを見て、常に投稿と返信を繰り返す人が近年増えてきています。

SNSやいいねが多いと嬉しい、フォロワーを増やしたいということ自体は問題ではありません。
SNSの評価に自分の存在を求めてしまうことが問題なのです。

学歴社会ではなくなってきたことも原因の一つ

SNSに承認欲求を求めることが多くなってきた背景としては、学歴社会ではなくなってきたことも一つの原因です。
昔は教科書を一生懸命勉強して、いい高校、大学に入り、いい企業に就職したり難しい資格を取得することが人からの評価につながっていました。
「まあ、すごい大学にはいられたのね!」「いいところにお勤めで・・・」と言われると承認欲求を満たされます。

ところが、学歴が低くても会社を立ち上げて大成功していたり、能力の高さにおいてもお勉強でなはい多角的な方面で評価されることが増えてきました。

例えば、
この人は学歴は高くないけれど、チームを任せるとまとめるのがうまい。
常識にとらわれない発想力と行動力がある。
誰よりも気が利いて、人を和ませる力がある。

など、単純にわかりやすい指針ではなく、時間がかかったり、人によって評価が分かれるものが多くなってきています。

家庭環境の移り変わり

共働きや、夜遅くまで習い事をすることなどにより親子の接する時間が希薄になりがちなのも原因の一つとされています。
幼い頃に親からの愛情をたくさん受けられなかったり、親からの認められることが少なかったがために自己肯定感が低くなってしまった、自信がないから他人からの評価で自分を満たすようになってしまったという傾向があります。

承認欲求が強いことは必ずしもNGではない

承認欲求が強いことは必ずしもダメではありません。「認められたい」という願望は誰しもあるものです。
例えば「ノーベル賞」がなかったら世の中はどうなっていたでしょう?
今よりも発展していなかったのではないでしょうか。

承認欲求が強い人は褒められるために頑張れる

承認欲求が強い人は、人から褒められたい、認められたいという思いが人一倍強いので、結果を残そうと無我夢中で打ち込めます。
褒められると嬉しい→もっと頑張る→結果が出る→さらに頑張るというとてもいい循環が生まれます。

承認欲求が強い人はそれをモチベーションに頑張れる人が多いです。

褒められないと頑張れない

愛情が足りてない?SNSでの承認欲求

時代の流れにより、わかりやすい評価が受けられにくくなってきました。
努力しても結果がもし伴わなかったときに「こんなに頑張っているのに誰も褒めてくれない」と感じてしまい、やる気が減少してしまいます。

また、自分を大きく見せがちなのも、承認欲求の強さからです。
多少の見栄は、それに自分を合わせようと努力できるのでいいのですが、大きすぎる見栄は周囲にも悟られてしまいます。
そうすると、気軽に新しい人間関係を築けるこの世の中、新たに認めてくれる人のところへ移っていってしまうこともしばしば・・・。

簡単に人の縁を切ったり、繋がったりという気軽な関係は、自己の発展には繋がりません。

承認欲求は自己肯定感の強みに変われば、良い結果に

他人からの評価だけを求めてしまうのではなく、自分で自分自身を認めてあげれるようになることが大切です。
自分のことは自分がよくわかっています。
外側だけを繕っていると、いつまでも認めてくれる人を探してしまい、自信がないままになってしまいます。
自分で自分を褒めてあげれるようになると、自信が身につき、他人からの評価に喜びは感じても振り回されることはなくなってきます。

愛情が足りてない?SNSでの承認欲求

自己肯定感の基礎は幼少期に育まれる

自己肯定感の基礎は3歳までに大きく育つと言われています。
それは最も身近な大人である親から一番影響を受けます。

こんな話があります。
大人になって誰もが羨むような大成功をした人がいました。
ところがその人はどんなに成功しても満たされない。自分に自信がなく、結婚しても愛情を感じられず離婚してしまう。
その人の生い立ちをたどっていった結果、赤ちゃんのときに両親の仲が険悪で、あまり愛情を受けられなかったということがわかりました。

この話はたまたまのことで、同じような家庭環境の人が100%影響してくるとは限りません。

ただ、子どもの脳は大人よりも多くのことを吸収し、成長しています。
幼少期の親から受ける環境や愛情は大人になっても影響してくるということが重要です。

自己肯定感が強い人は、承認欲求をモチベーションとして頑張ることができ、成功している人が多いという結果もあります。

イクウェルで育つ自己肯定感

イクウェルでは自己肯定感を育てるということに重きをおいています。
認められ、愛情を受け、自信がつくことは将来の成功につながると言われています。

親子関係のふれあい方、家庭での教育法もご指導させていただいています。

まずは体験教室へ

将来に重要な時期だからこそ、イクウェルでの学習効果を体感してみてください。
確かな実績と経験に基づいたプログラムはEQ力を育むのに最適です。

是非一度体験教室にお越しいただき、一緒に楽しくレッスンを受けてみてください。

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