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2021年05月27日
脳を鍛えるごっこ遊びで身につく6つの能力

脳を鍛えるごっこ遊びで身につく6つの能力

ごっこ遊びとは?

脳を鍛えるごっこ遊びで身につく6つの能力
ごっこ遊びとは子どもが他人や架空の人物になりきって演じる遊びです。
家庭での役割を演じる「おままごと」や、アニメ特撮の役割を演じる「ヒーローごっこ」「お姫様ごっこ」、外の世界の役割を演じる「お店屋さんごっこ」「運転手さんごっこ」などさまざまなごっこ遊びがあります。

ごっこ遊びはだいたい1〜2歳から3歳ごろまで家族で遊び、幼稚園に通う3、4歳ごろには周りのお友達と遊ぶことが多いようです。
遊び方も最初は身近なおままごとなどからスタートし、年齢を重ねることによって複雑な設定や小道具が登場していきます。

大人から見るとただ、空想の世界で遊んでいるだけに見えるこのごっご遊び。
実は脳を鍛え、高度な能力が身につくとして近年注目されています。

実は1つのプロジェクトになっているごっこ遊び

「ごっこ遊び」は、脳の物事を実行する機能に働きかけます。
「目標を立て、計画し、タスクを継続し、問題があれば修正していく」という、まさにプロジェクトマネージメントといえるでしょう。

ごっこ遊びプロジェクトでやること

①ルールを決める

おままごとならば家庭のできごと、ヒーローごっこならばヒーローと怪獣や悪者が登場するといったそれぞれのごっこによってルールが異なります。

②役割を分担する

「あなたはお母さん、あなたは子ども役」と最初に演じる役割を決めます。

③必要な道具を用意する

おままごとならばお茶碗やお箸、ヒーローごっこならばマントといった道具を用意し、ないものは「あるふり」をするか代用品を用意したりします。

④役割を演じる

設定に合わせた役割を演じます。

⑤シナリオではない展開にも対応する

ごっこ遊びは演劇と違って、細かいシナリオやセリフが決まっているわけではありません。状況に合わせてくれる大人と違って、子ども同士では予想していなかった展開も起こりえます。

⑥ひとしきり楽しんだら新しい展開も用意する

「ねーねー!今日はおばあちゃんと一緒に住んでいることにしようよ!」など新しい役割や発想が加わっていき、それについて提案と相談を行います。

ごっこ遊びで身につく6つの能力

観察力

ごっこ遊び、いわゆる真似事をするためにはそのものを観察する力が必要です。
また子どもは興味があるものから観察していきます。子どもが提案するごっこ遊びの内容によってどの方向に好奇心が働いているのかを知ることができます。

表現力

例えばおままごとでママ役を演じるときは自分が思う「ママらしい」言葉遣いや動きをするようになります。お姫様がヒーローになったりはしませんよね。
他にも現実にはないものを見立てるときにそれらしく見える振る舞いをすることで表現力が身につきます。

想像力

ごっこ遊びでは、子どもなりに場面をイメージしながら遊ぶので、「この役割はこんな感じだろう」という想像力を働かせながら演じることになります。
また、小道具がないときには、ブロックや積み木のようなものを見立てたり、組み立てたりするので作り出す力も身につきます。

言語力

ルールや役割を決める相談の段階で、自分のやりたい世界観を伝えたりすることや、普段の生活の中で使わない言葉を使うことにより、言語の発達に繋がります。

協調性・コミュニケーション力

言葉を伝えるだけでなく、相手の意見を聞き相談をするということは、相手の気持ちを理解する上で大切なコミュニケーション力の発達に役立ちます。
役割を決める上では、折り合いも必要です。

社会性

共通のルールを共有して、それに従いすすめていくということは、社会性を学ぶ第一歩です。

脳を鍛えるごっこ遊びで身につく6つの能力

子どもに合わせてごっこ遊びをするのが恥ずかしい!?

赤ちゃん役で「ばぶばぶ」と言ったり、ご飯もないのに「美味しい〜!」と言ったりするのは恥ずかしいという親御さんもいらっしゃいます。
とはいえ、ごっこ遊びは子どもの上記に挙げた子どもの能力発達にはとても大切な遊びといえるでしょう。
ぬいぐるみで参加者を増やす、パペット人形などを使ってできる限り遊んであげてください。
エプロンやバンダナのような小物を増やして雰囲気を出すというのも1つです。
最初は恥ずかしいかもしれませんが、慣れてきたら意外と平気になったという親御さんもいらっしゃいます。

好奇心と想像力を働かせるイクウェル

イクウェルでは物語を通して状況を想像していくトレーニングも行っています。
ごっこ遊びで培った能力、またより高度なごっこ遊びを行い、さらなる能力の向上につながります。

まずは体験教室へ

楽しく学ぶことは子どもの好奇心をくすぐる上で大切なことです。
イクウェルでは長年のカリキュラムにより飽きない楽しいトレーニングで自然に能力向上を図ることができます。

是非一度体験教室にお越しいただき、一緒に楽しくレッスンを受けてみてください。

少しでもご興味を持たれた方は、まずはお気軽にお問い合わせください。
→体験教室はこちら

胎教クラス(胎児)
ハッピーベビー(0.5ヶ月まで)
幼児クラス(0.6ヶ月~6歳)
小学生クラス(小学1年生~6年生)
英語クラス(幼児~6年生)

どのクラスをご希望かをお伝えください。体験可能な日時をお伝え致します。

2021年05月20日
お箸の訓練で脳力UP!

お箸の訓練で脳力UP!

日本人特有の文化「お箸」

2本の棒でありながらも、「運ぶ」「挟む」「つまむ」「つかむ」「すくう」「巻く」「切る」「割る」「裂く」「押さえる」「剥がす」「混ぜる」「刺す」といった様々な機能があり、歐米でも日本人のお箸は素晴らしいと言われています。

実は大人でも正しく使えていない人が多い!

ところが、このお箸、正しく使えていますでしょうか?
近年多くの子どもたちのお箸の使い方がおかしいと言われています。その原因としては、「家庭環境や個性を否定する」と小学校でお箸の注意をしにくくなったという傾向もありますが、もう一つの原因としては親御さん自身が正しく使えていない、もしくは正しく使えている自信がないということが挙げられています。

子どもの食生活、栄養素などは気を使うのに箸の持ち方、食事の仕方にはそこまで気を使っていない、自分で食べられるからとスプーンやフォークですませているところも多いようです。

しかし、お箸を幼い頃から正しく使うことは脳や手先の発達も含めてとてもいいことがたくさんあります。
ぜひ、この機会に親子でチャレンジしてみて下さい。

「手は心の道具」お箸を使うことのメリット

お箸の訓練で脳力UP!
たかだかお箸、されどお箸、お箸を使いこなすことで様々な「いいこと」があります。

1用途による指の細やかな動きにより、手先、指先が器用になる。
2指からの神経伝達により、脳が発達する。
3食べ物の柔らかさ、形状、大きさを見て、お箸の使い方を変えるという行為により、「観察力」「状況対応能力」が身につくようになる
4姿勢がよくなる
5お箸から付随するマナーを覚えることにより食べ物に感謝できるようになる

また大人になってからでも食べ物をぐちゃぐちゃにして食べていたり、握り箸で刺して食べている人を見ると少し気分が良くないですよね・・・正しいマナーは見る人に好印象を与えます。

体の成長によるお箸訓練の時期

子どもによって成長の仕方が違います。
「○○ちゃんの家はもうトレーニングしている!うちもそろそろしなきゃ!」と焦る気持ちがあるかもしれませんが、身長の伸び方、声変わり、など始まる時期に個性があるようにお箸を使いやすくなる体になるにも個人差があります。

お箸の訓練で脳力UP!

周りがやっているからといって無理にやらせると、子どもの心に傷が残ってしまう可能性があります。
まずはお子さんがどの程度成長しているか、要は指が自由に使えるようになっているかをチェックしてみましょう。
主に親指・人差し指・中指の3本の動きを見ます。

洗濯ばさみでチェック!3つの指にしっかり力を入れて使えること

よくあるチェックの仕方として、洗濯ばさみの開閉ができるかどうか、ものを挟めるかどうかがわかりやすいのではないでしょうか。
指の力が弱いと洗濯ばさみが自由に開けず、目的のものが挟めません。
※力が弱いと洗濯ばさみを弾いて顔など思いもよらない場所に当たる可能性があります。親御さんの安全管理のもとで行って下さい。

じゃんけんぽん!3本の指を曲げたり伸ばしたりバラバラにできるかどうか

お箸を正しく持つためには、しっかり曲げ伸ばしできることが大切です。
わかりやすいのが、グーチョキパーのじゃんけん。
グーチョキを繰り返しできるようになって、薬指も使って「3つ」が表現できれば問題ありません。

正しいお箸の使い方

お箸の訓練で脳力UP!

①鉛筆を持つように1本の箸を持ちます。
②親指の腹でもう一本の箸をはさみ、中指の第一関節で支えます。
③小指を薬指に添えて下の箸を支えながら、上の箸を開いたり閉じたりします。

お箸矯正器具は使ってもいいの?

最初の第一歩としては使いやすいという声が多いようです。
ただ、輪が付いたタイプの矯正器具は力を入れなくても輪に指を引っ掛けて使うこともできてしまうので、それに慣れると普通のお箸を使うのに時間がかかってしまったという声もあります。
さまざまな矯正器具がありますが、便利な道具を誤った使い方をしてしまってせいで、余計変な癖が付いてしまったということですね。

矯正器具を使っているからといって安心しきったりせずに、お箸の練習をしている時期は正しく使えているかどうかをマメに見てあげるようにして下さい。

これはマナー違反!

大人でもやってしまいがちなマナー違反。
一度癖がつくとなかなか抜けにくいものです。
ぜひ親御さんも一緒に見直しも含めて正しいお箸の持ち方を練習してみましょう。
お箸の訓練で脳力UP!

叩き箸
箸で食器を叩き音を出す

刺し箸
箸を料理に突き刺して食べる

指し箸
箸で人・ものを指す

探り箸
器や鍋の中の料理を箸でかき回して探す

立て箸
箸をご飯に突き刺して立てること

かみ箸
箸先を噛む

ねぶり箸
箸先をねぶる

渡し橋
食器の上に箸を渡すこと

寄せ箸
箸で食器を寄せること

迷い箸
食べ物の上でどれを取ろうか箸で迷うこと

箸渡し
箸から箸へ料理を受け渡す

なみだ箸
料理の汁をポタポタ落としながら食べる

手先から脳の教育へ

イクウェルでは手先を使った教育にも力を入れています。
幼い頃から個々の成長に合わせて適切なタイミングで手先のトレーニングをすることにより、脳の発達やお箸を使うための下準備もできるようになります。

無理なく最大限の効果を得ることができる指のトレーニングが、脳の活性化やマナーさらには対人関係にまで繋がってくると言えるでしょう。

まずは体験教室へ

無理なトレーニングは子どもにとってやる気の阻害にもなってしまいます。イクウェルでは興味をそそる楽しいトレーニングで飽きさせない好奇心を持ってカリキュラムに取り組むことができます。

是非一度体験教室にお越しいただき、一緒に楽しくレッスンを受けてみてください。

少しでもご興味を持たれた方は、まずはお気軽にお問い合わせください。
→体験教室はこちら

胎教クラス(胎児)
ハッピーベビー(0.5ヶ月まで)
幼児クラス(0.6ヶ月~6歳)
小学生クラス(小学1年生~6年生)
英語クラス(幼児~6年生)

どのクラスをご希望かをお伝えください。体験可能な日時をお伝え致します。