ブログ

2021年08月10日
子どもの免疫力UP法

子どもの免疫力UP法

すぐ風邪を引く・・・子どもは免疫が低い!?

困ってしまう子どもの発熱

子どもの免疫力UP法
共働きの親御さんの悩みの一つとして「すぐ熱を出して保育園から呼び出される」というのはよく聞く話ではないでしょうか。

子どもの体温が37.5度以上を「発熱」とみなしています。 保育園では、体温が37.5度以上の子どもは預からないこととし、、また、保育園で発熱があった場合は親御さんへ迎えに来てくださいと連絡するところがほとんどです。

せっかく産休・育休期間を経て、さぁ仕事を頑張るぞ!というときにしょっちゅう呼び出されてしまっては、仕事にも影響が出ますし、周りにもとても気を使ってしまいます。

獲得免疫と自然免疫

人には「獲得免疫」と「自然免疫」という2つの免疫があります。
自然免疫は生まれながらに持っている免疫システムで、体の中に病原体などが侵入したときに素早く排除する一次防衛を行います。
獲得免疫は経験した病原体を記憶し、経験したものであったならば攻撃をします。
ですので、「はしか」などは一度かかったらかかりにくいといわれています。

ワクチンや予防接種はこの獲得免疫を活用したもので、症状が出にくい程度の病原体を体に接種し、抗体をあらかじめ作ることで、本物の病原体が入ってきたときに素早く排除できるようになります。

アレルギー反応にしてもこの獲得免疫が過剰に反応してしまって起こるとされています。

子どもは獲得免疫の経験値が少ない

子どもの免疫力UP法
獲得免疫は病原体が一度侵入しないと作られません。
ですので、大人よりも経験値が少ない子どもは病原体に感染し、抵抗するために発熱が起こっってしまいます。
世の中には数多くの病原体が存在し、幼いうちに数百の病原体に感染します。

子どものころはしょっちゅう発熱していた子どもも大人になったら年1〜2回ぐらいしか発熱しないというのは、免疫がたくさんできたおかげといえます。

それを考えると生まれてなにもない赤ちゃんは四六時中発熱するのでは?
わざわざ手が離れ始めた保育園のときに発熱しなくても・・・

と思うかもしれませんが、生まれて数ヶ月ぐらいまでの赤ちゃんはお母さんのお腹にいたときや、母乳から抗体を得ることができるので、多少の発熱はしますが1〜2歳ほどの頻度ではないことが多いです。

ちなみに「母乳で育てたほうがいい」といわれるのは母乳からの免疫を獲得することによって抗体ができやすく、授乳期間中の赤ちゃんの体を守ってくれることも一因しています。

※最近の高品質なミルクは栄養面でも優れているものが多いので、赤ちゃんの成長には大差ないとされています。
※母乳にもミルクにもお母さんの負担、卒乳までのスムーズさなどのメリット・デメリットがありますので、完全母乳でないといけない!というプレッシャーを感じていただく必要はありません。

子どもの免疫力を高めるためには

子どもは風邪を引きやすいことは健康的に育ってもらうためには仕方がない・・・とはいえ、できるだけ急な発熱はないほうがいいですよね。

免役は日々のの積み重ねです。

日々の心がけで免疫力を高めるためにできることをできることをご紹介します。

腸内環境が良くなるような食事を

子どもの免疫力UP法

「腸は免役」といわれるようになって久しいですが、腸内細菌でもある善玉菌には免疫細胞に働きかける役割があります。

腸内環境を良くするには食事と排泄を適切に行うことが大切です。

ヨーグルトや納豆、みそなど、ビフィズス菌や乳酸菌などを含む発酵食品をとることで、腸内の善玉菌を増やすことができませすので積極的に摂りましょう。
オリゴ糖(バナナや玉ねぎなどに多く含まれる)や食物繊維は、善玉菌のエサにとして善玉菌を「育てる」ことができます。

「毎日具だくさんのお味噌汁を飲むと風邪を引きにくい」というのは、味噌と中に入っている繊維質を含む野菜で善玉菌が増えているからなんですね。

逆に菓子パンやファーストフードばかり食べていると腸内環境が悪くなってしまいます。仕事が忙しいからといって、悪玉菌が増えるような食事ばかりだと、免疫力が低くなって体調を崩しやすくなり、かえって大変なことになってしまいます。

食事に関しては、苦手な味もあると思いますが、無理に与えるのではなく、食べやすい形や味にするなどの工夫をしてあげてください。

外遊びは免役UPがいっぱい!

子どもの免疫力UP法

風邪を引くから外であまり遊ばせない・・・はNGです!
最近はエアコンの効いた部屋で一年中快適に過ごすことができますが、一定の気温の場所にずっといてると汗をかいたりする汗腺が発達しずらくなってしまい、暑いときにしっかり汗をかいて体温を下げるということができなくなってしまうなどの弊害があります。
寒暖差を感じることで体温調節機能は発達します。

また、日光を浴びることで体内に作られるビタミンDは細菌やウイルスへの抵抗力を高め、感染症に対する免疫の働きを支えるビタミンとして最近知られています。

外で土や植物にふれることも大切。
自然の中にいる最近には免疫力をUPするものもあります。

抗菌石鹸、抗菌剤、抗菌グッズなどが流行っているこのご時世ですが、使いすぎもよくないそうです。
なにかに触れるたびに抗菌をしていると、菌に抵抗する力が減ってしまいます。
しっかり手洗い、うがい、抗菌はとても大切ですが、過敏になりすぎず適切に使うようにしたほうがいいといわれています。

お散歩デビューについては「お散歩のススメ(https://eqwel-child.com/2021/05/14/520/)」にてご紹介しています。

太陽の下で思いっきり遊んで、ストレス発散することも大切ですね。

抗生物質は飲ませすぎに注意

※薬に関してはアレルギーなどの個人差がありますので、医師に相談してください。

抗生物質は病原菌を退治し、熱を下げてくれる効果があります。
ちょっとだけ微熱がある、保育園で預かって欲しいから薬で下げてしまおう・・・気持ちはわかりますが免役にとってはよくありません。

熱が上がることは、体が病原菌と戦っている証拠です。むやみやたらに抗生物質を使うと戦う力が弱ってしまいます。
逆に「何が何でも薬を使わない」というのも危険です。熱が高すぎるときは無理に自力で治させようとせずに、体の戦う力を助けるための薬も必要です。

笑顔で楽しめる教室と食育も

イクウェルは学習塾ではありません。
「丈夫で心身ともに健康に」なるために「脳と心を育てる」ことがイクウェルのカリキュラムの基本です。

物事の理解や学習を深め、活かせるような下地を作るために「脳を鍛える」
親子のふれあいを大切にし、コミュニケーションや判断力を育てるために「心を鍛える」
そして、健康な体作りをするための食育指導で「体を育てる」
ことができます。

まずは体験教室へ

イクウェルでは胎児クラス、幼児クラスのときから食育指導をさせていただいています。
健康な体作りには免役力UPDFはかかせません。

是非一度体験教室にお越しいただき、イクウェルの指導内容を見ていただければと思います。

少しでもご興味を持たれた方は、まずはお気軽にお問い合わせください。
→体験教室はこちら

胎教クラス(胎児)
ハッピーベビー(0.5ヶ月まで)
幼児クラス(0.6ヶ月~6歳)
小学生クラス(小学1年生~6年生)
英語クラス(幼児~6年生)

どのクラスをご希望かをお伝えください。体験可能な日時をお伝え致します。

≪トップへ戻る