新型コロナウィルスの影響で、教育の場も大きく変わってきました。
コミュニケーションを取るイベントは減少もしくは制限がつき、人と接触がないオンラインでの学習も増えてきました。
大人は多少の不便さを感じながらもオンライン会議、オンライン飲み会などでコミュニケーションを取ることができます。
しかし、まだ成長途中の子どもは、他人とのコミュニケーションで学ぶことが少なくなってしまいました。
数少ないコミュニケーションの機会を是非活用していただくために、今回は、「子どもの喧嘩」をテーマにお伝えしていきます。
おもちゃの取り合い、先生と遊ぶ順番、仲間はずれ、クラスに1人はいる口の悪い子・・・子どもたちはさまざまなことが原因で喧嘩をし始めます。親としては、怪我をしてしまう、逆に相手の子に怪我をさせてしまうのではないかと気が気でないと思います。
外の世界との関わりのひとつとして、3歳〜小学校低学年くらいまでの喧嘩をする体験は重要だとされています。
3歳ごろまでは親、親戚、近所の人など子どもにとっては上の存在であり「優しくしてくれる人」が多く存在します。同年代の子どもと遊ぶにしても親の監督のもとで遊ぶことが多いのではないかと思います。
ゆえに、幼少期の子どものの心の中は自分が中心となりがちです。これは決してワガママというわけではなく、自分の存在が中心として物事を考えるということです。
具体的には、
・寒い、暑い、美味しい、楽しいなど自分と相手は同じ感じ方をする。
・相手の話を聞くよりも自分が伝えたいことを一方的にしゃべる。
そんな子どもたちは、ご家庭によっては3歳ごろから保育園、幼稚園と通いだし「優しくしてくれる人」よりも「同等の子」のほうが多くなります。
今まではスムーズだったことがうまくいかず、喧嘩になってしまうことも仕方ないのです。
しかし、人とぶつかり、人の意見を知ることは成長にとって大きなチャンスと言えます。
自己中心型だった子どもの発想が人の嫌がること、嬉しいことを知り、人と調整するということ、そして自分の感情をコントロールしていくことを学んでいくのです。
このことを幼少期に学べなかった人は、大人になっても感情のコントロールが苦手で、自分中心でしか考えることができず、コミュニケーションが苦手な人が多いという傾向があります。
社会生活では、人と円滑に過ごすということはとても大切なことです。仕事だけでなく、学生時代においても、苦手分野を友人と教え合ったり、先生に気兼ねなく質問にいけるような子どもは学力が伸びやすくなりますよね。お稽古ごとも大切ですが、人と助け合うことで実力の何倍もの力を出せる能力というのは決して侮れないものです。
その第一歩が幼少期のお友達との喧嘩から始まるのです。
喧嘩は成長のチャンスではありますが、大人がどう関わるかによって成長度合いも変わってきます。過度に干渉することはよくありません。
しかし、せっかくのチャンスを活かすような関わり方を是非してみてください。
子どもが喧嘩をしてしまいました!
「あらあら、どうしたの〜」
とついつい口をはさみたくなるかもしれませんが、ぐっとこらえてください。
ちなみにこの口をはさみたくなる気持ちは個人差はありますが「子どもが傷つくかもしれない、守らなければ」という母性本能ですので過保護すぎるわけではありません。
でもじっと見守ってあげてください。
子どもには自分たちで解決する力があるんです。
自分の子どもにはまだその能力が身についていなくても、同年代の子どもの中ですでに身についている子どもから教わることもあります。
もちろん、叩いたりし始めたときなど怪我をしそうなときにはちゃんと止めてあげてください。
どうしても自分の子どもの味方をしてしまいがちですが、可能であれば両方の子どもから事情を聞いてあげてください。
小さい子どもは言葉も拙く、自分の感情を言葉にしてまとめることが上手にできません。
せっかく一生懸命伝えてくれたことを、どちらかが悪いと判断をするのではなく、あくまでも通訳のような気持ちで聞いてあげてください。
単に「あなたが悪い」「こうしなさい」と決めるのではなく、「〇〇ちゃんはコレで遊びたかったんだね、でも▲▲ちゃんが長く遊んでいたんだよね」と気持ちを伝えた上で、「だったらどうすればいいと思う?」と子どもたちに言い分を促してあげてください。
ここが調整する力の身につくチャンスになります。
「あんたがグズだから」とか「遊びたいってなんで言わないの?」と子どもを否定するようなことは決して言ってはいけません。
自己肯定感が低くなり、遠慮しがちな子どもになってしまいます。
「物を投げない」「お腹や頭を殴らない」「目には気をつける」など相手や自分が一生傷つくようなことは予めルールとして教えておきましょう。
喧嘩は成長には繋がりますので、できるだけ見守っていきたいところですが、相手の親御さんがそうかどうかはわかりません。人によっては子どもを放置している、教育がなってないと思われてしまうこともあるかもしれません。
ここは大人も調整力とコミュニケーション力を発揮するところです。
子どもを守るためにもお友達の親御さんや、幼稚園で喧嘩に対応してくれている先生とも普段から信頼関係を築けるようにしましょう。
これからますます進んでいく、オンライン化。
オンラインだけの友達というのも珍しくはありません。
オンラインの出会いで結婚したり、親友ができるなど、一生涯の信頼できる人もできることもあります。ただ、冒頭でもお伝えしたようにオンラインでの関係性だけで信頼関係を構築することは不便で、非常に難しいのが現状です。
映像の向こう側の相手の空気を読むことは、通常よりも高度なコミュニケーション能力を要することも少なくありません。
この幼少期からの小さな(子どもの世界にとっては大きな)喧嘩が、大人になってからのコミュニケーション能力に繋がっていきます。
人との接触が少なくなってしまったこの時代だからこそ、一つの喧嘩も成長のチャンスと思うと、無駄にはできません。
これからの社会において、アカウントのブロック、スイッチ一つで切れる人間関係ではなく、人と深く関われるということは大切なことではないでしょうか。
子どもの喧嘩で親ができることは、親子の信頼関係があることが前提です。
普段から子どもの言い分をキチンと聞ける環境があってこそ、周りとのトラブルでも親に聞いてほしいとなります。
イクウェルでは脳の使い方だけでなく、親子の関わり方を何よりも大切にしています。
なぜならば脳の成長はレッスン時間以外の大半を一緒に過ごす親子の時間での影響を大きく受けるからです。
ですので、イクウェルでは、ご家庭での接し方、学習方法なども細かくご指導させていただいております。
親子ともに楽しめる、脳が発達するカリキュラムを採用しています。
是非一度体験教室にお越しいただき、他のお子様と親御さんの様子もご覧いただき実感してみてください。
少しでもご興味を持たれた方は、まずはお気軽にお問い合わせください。
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胎教クラス(胎児)
ハッピーベビー(0.5ヶ月まで)
幼児クラス(0.6ヶ月~6歳)
小学生クラス(小学1年生~6年生)
英語クラス(幼児~6年生)
どのクラスをご希望かをお伝えください。体験可能な日時をお伝え致します。
子どもと大人に同じ言葉をかけても、効果の出方は全く違います。
子どものほうがより大きな影響を受けてしまいます。
さまざまな見解がありますが、一節として脳波の違いにあります。
脳波には、大きく分けて
・起きているときのベータ(β)波
・リラックスしているときのアルファ(α)波
・ウトウトしているときのシータ(θ)波
・寝ているときのデルタ(δ)波
があります。
新生児の脳波は、眠っているときにでるデルタ波が主体で、1年ぐらい経つとシータ波が主体になります。その後、子ども時代にアルファ波→ベータ波が主体に移行していきます。
個人差はありますが、年令に応じて脳波は移り変わっていきます。
シーター波は、まどろみから浅い睡眠時に出る脳波で、この状態が潜在意識に働きかけやすいタイミングと言われています。睡眠学習などはこれを生かした学習法なんですね。
つまり、シータ波が主体になっている1歳〜3歳にはいってきた言葉は潜在意識に働きかけるということがわかります。
本人の記憶にはなくても幼少期に大人の何気ない「この子は本当にダメね」といった一言も子どもの心の奥底に刻まれ、大人になっても自信が持ちにくいという結果も出ています。
また、子どもの頃に高いところなどで怖い思いをした人は大人になってからも高所恐怖症という一種のトラウマを抱えるというケースもあります。
不快な思いや、怖いというインパクトのある感情は脳に刻まれやすいのです。
イクウェルが推奨する、楽しく子育てをする8か条「うまくここちよく」(https://eqwel-child.com/2020/09/24/317/)のその2でも「ま」毎日の変化と成長を楽しむとありますが、日々の変化=成長を振り返ってみることも一つの取り組みです。
「終わりよければ全てよし」という言葉のように、人は最後に感じたことや結果が一番印象に残ります。
心理学用語で「ピークエンドの法則」という、2002年にノーベル経済学賞を受賞した心理学者・行動経済学者のダニエル・カーネマンが提唱した法則でも「最も感情が動いたとき(ピーク)と、一連の出来事が終わったとき(エンド)の記憶だけで、ある経験についての全体的な印象が決定される」と言われています。
例えば、コース料理を食べてもデザートが美味しくないとコース全体が美味しくなかったように感じますし、逆にコースは普通でもデザートが劇的に美味しいと美味しかったと感じるそうです。
他にも、不快になるような騒音を聞かされて、騒音のままプチっと切れると騒音自体に対する不快感は高いままですが、徐々に騒音が小さくなり静かに終わると実は騒音に対する不快度はさほど高くはならないそうです。
大人でも終わりに対する印象は意識に刻まれるのですが、シータ波が主体になっている1歳〜3歳時はより強く印象に残ります。
この法則を活用して、毎日の終わりをぜひ「よかったこと」で振り返ってみてください。
「●●ちゃんは今日こんなことできたね」「今日は●●して楽しかったね」など具体的なイメージが湧く言葉も添えてあげると言葉のトレーニングにもなります。
あまり成長が見られなかった日も寝る前にはできるだけ前向きな言葉をかけてあげるようにしてください。
一日の印象が「よかったこと」になると、子どもの心身が良好な状態をキープでき、睡眠の質、成長にも繋がります。
良い心身と睡眠の質、成長が促進されると、次の日にも良い結果が生まれやすく、好循環を作り出すことができます。大人でもよく眠れた次の日はパフォーマンスが良くなりますよね。
そうして、幸福感が高まった子どもは、大人になっても前向きで自身に満ち溢れた人に成長していきます。
皆さんにお伝えしていることですが、イクウェルでは教室でのレッスンだけでなくご家庭での親御さんとの接し方も非常に重要視しています。
レッスンは週の短い時間ですが、ご家庭で過ごす時間はレッスンの何倍もの時間になるからです。
ですので、ご家庭での時間の使い方如何でレッスンの効果にも大きな影響があると考えています。
もちろん、ご家庭での接し方、学習方法なども細かくご指導させていただいておりますのでご安心ください。
長年の実績に基づき、お子さんが楽しく成長できるカリキュラムを展開しています。
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前回の記事「お話で覚える!イクウェル式 記憶法「ストーリー法」(https://eqwel-child.com/2021/02/28/463/)」ではイクウェルが推奨している記憶法・ストーリー法についてお話させていただきましたが、今回は幼少期、お話し始めたころから使える右脳を伸ばす記憶法についてお話します。
さて、右脳と左脳の記憶力の違いは何でしょう?
ざっくりいうと、「時間」と「量」と「質」が違います。
一般的にも言われているように右脳は「イメージ」、左脳は「思考」を司ります。
つまり、右脳は見たままの印象を写真のように記憶するので、「早く」「たくさん」の情報を覚えることができます。
逆に左脳はじっくりと考えて理解したものを覚えます。
さらに右脳は、一度覚えると長期的に記憶を貯蓄しておけるのに対し、左脳は、何回も振り返らないと次第に忘れていきます。
テストのために一夜漬けした内容はすぐ忘れてしまうのに対し、旅行に行った思い出がしばらく経っても思い出せるのはそのためです。
将来的に右脳と左脳両方をバランスよく育てると記憶するための脳を効率よく使うことができますので、2つとも伸ばすことがおすすめです。
ところが、右脳の記憶に関する働きは3歳がピークを迎えます。ですので、右脳を鍛えるにはお話しだしたころの早めの時期は右脳を中心に鍛えるほうが良いとされています。
では、右脳を中心に記憶力を鍛えるには、むやみやたらに覚えるのではなく、素早く瞬間的に覚えるという「覚え方の質」を大切にしましょう。そうすることで、脳の「物を覚える回路」が作られていきます。
また、下記のポイントを意識することによって、さらに右脳に働きかけます。
右脳はしっかり考えて覚えるのではなく、イメージが中心になります。ただでさえ集中できる時間が短い幼少期、1日5分以内を目安に時間を区切りましょう。
右脳は瞬間的にたくさんの情報を記憶することができます。なので、選別は特にせずに多くのもの、極端に言うと「なんでもいい」のです。「漢字」「動物」「地図」子どもが興味持つものから覚えていきましょう。
楽しいテンポや興味のあることは子どもの印象に強く残ります。
「今日はどっちがいいかな?」と興味のあるものを聞いてあげてください。
目的は脳の回路づくりですので、積極的に取り組めるものを選んであげてください。
何からやっていったらいいかわからない、という手探りでやる場合もあるかと思います。
イクウェルにはたくさんの記憶力UPのツールがありますのでぜひご活用ください!
ツールの使い方、ご家庭でのトレーニングの仕方もご指導させていただいています。
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記憶の定着には①記銘→②保持→③想起という三段階があります。
①記銘で覚えて、②頭に貯蔵し、③想い出す。
これを繰り返すことで記憶が定着していくのです。
なのでしっかり記憶するには単語帳を何度も何度も捲るように反復する必要があるのが一般的です。
同じようなことを、「記憶」の権威ハリー・ロレイン、ジュリー・ルーカスによると、「忘れる」というのはほとんどの場合、「記憶をしていなかった」ことが原因だとしています。
人間の脳は記憶→忘れる→記憶するの繰り返しで定着し、「忘れる」の段階で学習をやめると脳はそれを不必要な情報だと認識して記憶のリストから除外してしまうのです。
記憶には反復が大切です。
とはいえ、むやみやたらに反復して覚えていっても面白くありませんし、飽きてしまいます。
イクウェルがおすすめしている記憶法は、ストーリー法、フック法、暗唱などがありそれぞれ特色がありますが、今回はその中でももっとも馴染みやすい「ストーリー法」についてご説明します。
ストーリー法とはその名の通り2つ以上の物を順に繋げてお話を作り、その様子をイメージして記憶する方法です。
人間の脳は、一度に4〜7個までしか記憶することができません。
ストーリー法は物事を繋げることによって複数の事柄を効率よく覚えることができます。
例えば、「りんご」「山」「ウサギ」「お母さん」と並べても難しいかもしれませんが、
「100個のリンゴが大きな山をごろごろごろ転がっています。その山は突然走り出して、ウサギとかけっこを始めました。ウサギはお母さんの腕にピョーンと飛び込みました。」とストーリーにするとイメージがわきますよね。
こうして覚えたストーリーは忘れにくく、思い出しやすいので記憶として定着しやすくなります。
お話作りのコツはなるべく「突拍子もないこと」を「視覚的」に「大げさ」に取り入れることです。
印象に残る出来事というのは、忘れにくいものですよ。
例えば、セーラー服を着たおじさんが駅の改札の前にいる、インパクト大ですよね。
子どもには流石にセーラー服のおじさんは強烈過ぎますので、例えば、花が笑う、象がスキップする、トマトが真っ赤な顔で恥ずかしがっているなど、擬人化を利用するのも一つの手です。
言葉を思い出しやすいように、その物を表す形容詞をつけます。例えば、大きな、真っ赤な、どっさりなど具体的な表現を言葉にすることによって、右脳にイメージとして残ります。
子どもは音の表現が大好きです。
どんどん歩く、リンリン鳴っているなど楽しそうな音を取り入れて大げさに表現してみましょう。
「大きな手を空いっぱい広げて」など身振り手振りを入れながら覚えるとより印象に残ります。
残酷な表現、マイナスな表現(殴る・蹴るなど)は子どもの心に表現のほうが残ってしまうので避けましょう。
また「象を見ました、麒麟を見ました。そのあとはサルで」と同じ表現を繰り返すのもストーリー法として起伏がないので印象には残りにくく鳴ってしまいます。
最初はイメージしやすいように一緒にお話を作ってあげてください。
そのうち慣れてくると、物をいくつか並べて「お話を作ってみようね」と子ども一人で作れるように促してみましょう。意外と面白いお話になるかもしれませんよ。
自分でお話を作ることは想像力にも働きかけます。
また、このストーリー法は学校の勉強や社会に出ても通用する方法ですので、大人でも習得するととても便利です。
実際に東大生の学習法としても似たような方法が採用されています。
このストーリー法ですが、テンポと楽しさ、またやりたい!と思えることがとても大切です。
イクウェルでは専門の講師と同じクラスのお友達と一緒に楽しくお話作りをすることができます。
楽しくテンポの良いカリキュラムで子どもの脳と心に響く授業を行っています。長年の経験と心理学・脳科学に基づき組み立てられたものですので、お子さんの興味と好奇心をくすぐります。
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イクウェルでは基本的に子どもに共感し、褒めて伸ばすことを基本としていますが、それだけでは善悪の区別がつかずワガママで感情をコントロールやルールを守ることができない子に育ってしまいます。
本当に悪いことをしたときはキチンと叱ることが大切です。
とはいえ、叱ってばかりではいけません。
叱りすぎると子どもが萎縮し、親の顔色ばかり伺うようになってしまいます。
叱ること一つにしても「叱り方」が存在するのです。
してはいけないことをしたら、すぐに叱ってください。
「あのときは・・・」と言われてもしたときの気持ちや、出来事自体を忘れてしまっている可能性があります。
また、覚えていたとしても子どもにとっては遠い過去の話なので、心に響きにくくなってしまいます。
叱るときは極力短く、できれば1分以内に抑えることが大切です。
長い時間くどくどと叱り続けると、子どもの心の防衛反応が働いて親の話を聞き流すようになってしまいます。
また、叱られた内容よりも「叱られた」という事実に目が向いてしまい、子どもの自尊心を傷つけてしまうことにもなります。
叱っているときに、「そう言えばあのときだってあなたは・・・」と過去の話を持ち出すのは絶対してはいけません。
また一回に複数のことを注意すると混乱してしまいます。
直っていないことをするとついつい過去の話を蒸し返してしまいがちですが、それをすると「自分は成長していないんだ」という気持ちになってしまいます。
叱るときはそのときにあったことにフォーカスして叱るようにしてください。
「本当にあなたはなにしてもダメね」と子ども自身を否定するようなことを言ってはいけません。
子どもの存在はきちんと認めつつ、行為に対して「これはしてはいけない」と叱るようにしてください。
大人からしたら良くないことでも、善悪の区別がつかない子どもには理由があるかもしれません。
頭ごなしに叱るのではなく、子どもの言い分は聞いてあげましょう。
子どもからしても話をきちんと聞いてもらって、思いをわかってもらえたら、親への信頼が生まれ、話を聞く心の余裕ができます。
叱った内容を改善してできるようになったら、しっかりと褒めてあげてください。
叱られるより褒められる方が嬉しいですよね。
「叱られるからやらない」ではなく「褒められるから頑張ろう」のほうが前向きです。
このサイクルがうまくできるようになると、叱らなくてもできることが増えるようになります。
叱るときについつい「あんたはなんでそんなんなの!?」とついつい感情的になってしまいがちですが、NGです。
高ぶった感情を抑えるのは難しいかもしれませんが、できるだけ落ち着いて、子どもの目線に合わせて「いつもと雰囲気が違うぞ」というトーンで話すようにすると子どもの印象にも残りやすくなります。
もちろん火を触ろうとしているなどの緊急時はこの限りではありません。
理由を説明するのが面倒なときに使いがちなのが「こんなことをする悪い子はお化けが来ちゃうよ!」という恐怖の対象を作って言うことを聞かせる方法です。
いわゆる「脅し」になるのでおすすめはしません。
また、一見、効果があるかもしれませんが、実は大きなデメリットがあります。
「お化け」という対象のインパクトが強く、「怖いもの」と認識させてしまうので、子どもにとっての怖いものが増えてしまいます。
一度怖いものと認識をすると子どもの中での恐怖心がどんどん増殖していきます。
よくあるのが、夜お化けが怖くてトイレに一人でいけなくなる、一人で部屋で寝られない・・・などデメリットのほうが大きいのではないでしょうか。
ご紹介した「叱り方」、よく見ると大人でもさせて嫌なことばかりだと思います。
上司からくどくどと長い時間、過去のことも持ち出されて、言い分も聞いてもらえず、全否定され、しかも感情的に怒鳴れるとその上司への信頼は急速に下がっていきますよね。
むしろその行為に対して同僚と愚痴り合いになる、ということもよくあるのではないでしょうか。
ところが、対子どもになるとなぜがしてしまいがちです。
子どもも大人と同じ人間です。大人がされて嫌なことは子どもも嫌に感じるものです。
ぜひこの「叱り方」を心に留めていただければと思います。
EQWELでは教室の時間だけでなく、家庭での家族の時間も教育として重要な場だと考えています。
ですので、教室自体は親子同伴で基本的にお越しいただいていますし、家庭での関わり方もご指導させていただいています。
お子さんとの関わり方に悩まれた方はぜひ一度EQWELにお越しください。
楽しくテンポの良いカリキュラムで子どもの脳と心に響く授業を行っています。長年の経験と心理学・脳科学に基づき組み立てられたものですので、お子さんの興味と好奇心をくすぐります。
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2歳頃にあるなんでもかんでもイヤイヤを連呼する「魔のイヤイヤ期」をやっと乗り越えたと思ったら、3~4歳頃から「なんで?」「どうして?」と質問攻めにする「困ったなぜなぜ期」がやってきます。
この時期は大人の事情なぞお構いなし!
周りの人や状況の空気を読まずに、いつでも、何度でも、時にはびっくりするような質問をしてきます。
心理学用語では「質問期」と呼びます。
3歳頃は「これなに?」と言った単純な名称などの質問ですが、4歳頃になると複雑になってきて「赤ちゃんはどこから来るの?」「あのおじさんはどうして髪の毛がないの?」「ご飯はなんで食べるの?」といった理由や原因を追求するような質問が増えてきます。
正解が複雑で答えにくいものや、大人でもわからないものなども出てきます。
さらには全く意味不明な質問をしてきて、「うちの子はちょっと変じゃないのかしら」と思うこともあるかと思います。
4歳ごろは、感覚的・直感的にすぐれている右脳成長の時代から、論理的思考に優れた左脳が成長していく時期に移行しつつある時期です。
個性を育てるために大切な右脳の持つ独創力が一番ピークを迎えるときでもあります。
なので、この時期は右脳の直感で目について気になったことを、左脳の「なんで?」「どうなっている?」という論理的思考が組み合わさって、何でもかんでも質問する「なんでも期」になってしまうのです。
親御さんにとっては何でもかんでも質問されて、空気も呼んでくれないし、困ってしまう「なぜなぜ期」ですが、子どもにとっては自立の第一歩。
好奇心を持つことによって知識の吸収力もUPします。さらに、このなぜなぜ期に「好奇心を持つことは良いこと」だという認識を持つと将来勉強をするときも与えられてこなすのではなく、興味を持って勉強に取り組みやすくなります。
この時期の一風変わった質問も、独創性=右脳が発達していると考えてみてはどうでしょうか。
そのうちに左脳の持つ常識性とのバランスが調整されて、大人としての成長をしていきます。
ちょっと困った「なぜなぜ期」ですが、上記のように脳の成長にとっては非常に重要な時期でもあります。どう対応していいか難しいところもあるかもしれませんが、いくつかのコツさえつかめば、将来の大きな成長に繋がります。
大人にとっても質問されて初めて「そういえばどうしてだろう?」と思うこともあるかと思います。例えば「虹はどうしてでるの?」と聞かれて、きちんと答えられる人も少ないのではないでしょうか。科学に関する知識でしたら、子ども用にわかりやすく解説してくれるイラスト入りのサイトや動画もたくさん出ていますので、ぜひ一緒に見てみましょう。
実際に身近な道具で実験できることもありますので、実際にこんな仕組みでできるんだよと教えてあげてもいいかもしれません。
子どもの発想はとても柔軟です。
それゆえに、大人にとってみたらありえない的はずれな質問をしてくることもあります。そんなときに決してしてはいけないのはバカにしたり笑い飛ばしたりすることです。
よくわからないことを聞かれて「何バカなこと言ってるの」と終わらせたり、大人にとっては可愛い子だと思って家族皆で笑ったりしていませんか?
自我を持ち始めた子どもにとっては一生懸命考えた質問を笑われることはとても恥ずかしいことです。子どもの学ぼうとする気持ちを失ってしまうことになるかもしれませんので、質問には向き合ってあげるようにしましょう。
「赤ちゃんはどこからくるの?」など答えにくいこともたくさんあるかと思います。
そこで「キャベツから生まれるのよ」などのごまかしは、よくありません。子どもにとってはちゃんと答えてほしいから聞いているのです。
ごまかされていることは、子どもは意外と敏感に感じ取ります。
ただ、子どもにとっては複雑でまだ知るには早いこともたくさんあるかと思います。
そんなときは出来る限り簡単な表現で簡潔に答えてあげましょう。「赤ちゃんはどこからくるの?」は「お母さんのお腹の中で育つんだよ」と言って他の哺乳類の話をしてあげてもいいかと思います。
まだまだ言葉が未熟なとき。要領を得ない質問にはイライラする事もあります。ただ、それを遮って「こういうことでしょ!」と途中で答えを言わないようにしてください。
質問にしても、子どもは一生懸命自分で考えて表現する力を育てているのです。
子どもは不思議なもので何度も同じ質問を繰り返すときもあります。「さっきも答えたのに・・・」と思うかと思いますがそんなときは「さっきママはなんて教えてあげたかな??」と逆に聞いてみましょう。
これが子どもとのコミュニケーションに繋がるのです。
自我を持っている分、相手をすることが大変な「なぜなぜ期」
でも子どもの新しい発想は「へえ、こんなことを疑問に思うんだ」「こんなこと思ったこともなかった」といった大人にとっても新しい興味に変わるかもしれません。
調べてみて面白いこともあるかもしれませんよ。
お互いに楽しむ環境は、子どもにとって「受け入れられた」と感じ、もっともっと多くの世界に興味を持ちます。かの有名なトーマス・アルバ・エジソンも小さい頃は変なことばかり気にする子どもだったそうです。その好奇心が後の天才発明家になったんですね。
また、コミュニケーションを取ることは遠い先までの親子の信頼関係に繋がっていきます。
インプットからアウトプットへの移行期。これまでのイメージ的思考から意識的に言語で考える力が急に伸びていきます。
全脳を「バランスよく」「十分に」刺激することが、天才への道を開きます。 レッスンでは知的好奇心をくすぐり、脳を活性化させます。
感じたことを言葉に落とし込む取り組みで急速な語彙力のアップもはかります。
伝える力として語彙力は基本の「生きる力」の基礎となるものです。EQWELでは好奇心をくすぐり、一般的な子どもの「4倍」の語彙力を持つ子どもに育てます。
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『見る』というごく自然とも思える行為ですが、目があれば、物が見えるわけではありません。
脳の成長なくしては『見る力』は育ちません。様々な取り組みを行い、しっかりと『見る力』を発達させることで、のちに物事を理解したり、考えたりする力にもつながっていきます。
EQWELでは、フラッシュカードと呼ばれる絵をかいたカードを、高速で裏から表にめくって大量に見せるプログラムを採用しています。
このプログラムでは脳が持っている力を発揮させ、脳の活性化を促す効果があります。
脳細胞は刺激を受けることで発達していき、3歳までの時期にはより驚異的な発達をみせます。なのでその時期に大量の名前・文字・言葉をインプットすることで知識の回路が育っていくといわれています。
また、左脳はゆっくりと低速で動く=理論の脳ですが、右脳は高速で動く=感性の脳と言われています。フラッシュカードを高速で動かすことによって、ゆっくり読む絵本と違って右脳により刺激を与えることができます。
1枚1秒前後というスピードなので、ごくたまに「こんなに早いとうちの子にはわからないのでは・・・」と心配される親御さんがいらっしゃいますが、ご安心ください。子どもの脳は想像以上に吸収力があり、右脳に働きかけるためにもこのスピードが重要になってきます。
素早くカードをめくっていくので細かく理解するのでなく、写真のように記憶することが出来ます。記憶能力が高い幼児期にトレーニングしておくと、大人になってからも記憶力が高いといわれています。
素早い反応速度についていくことで、脳の回転が早くなり、テンポの早い切り返しや判断力に繋がります。
フラッシュカードで大量にインプットされた言葉と絵は、繰り返し学習することで、自然に口から言葉が出てくるようになります。
子どものときに覚えた歌は、大人になっても歌えたりしますよね。未だに小学校の校歌や小さい頃好きだったアニメの歌が歌えたり・・・幼児期にインプットした情報は、より効果的に脳に知識として蓄積されます。
また「古文も百人一首もペラペラ!語彙力を鍛えるEQWELの教育法(https://eqwel-child.com/2020/12/11/392/)」でもお伝えした、子どもに対する声かけの3つの「T」も一緒に実践していただくことで、さらに語彙力はUPします。
EQWELの講師は研修に合格し、プログラムの仕組みと効果を理解しているプロですが、ご家庭で使われる際に気をつけていただきたいこともあります。
フラッシュカードは短時間で大量の知識を得ることができます。
ただし、子どもの集中力は1〜2分程度しか続きません。長時間に及ぶと子どもの脳が疲れてしまったり、他の五感の発達にもなりません。
脳の活性化はすべての五感「視覚」「聴覚」「触覚」「味覚」「嗅覚」すべてを育てることも大切です。
フラッシュカードは多くても1回1〜2分×5回の1日10分以内にとどめ、歌やボール遊び、お母さんとのふれあいなど、他の感覚を育てることもバランス良く行うことが大切です。
そしてたまにはお休みしてください。
また、短時間で終わることによって「もう少し見たいなぁ」という子どもの好奇心をくすぐることができます。
色、形、野菜、動物などさまざまな種類のカードがありますので、興味を持ったカードを見せてあげましょう。そして実物を見せてあげられるものであればぜひ見せてあげてください。
たとえば動物のフラッシュカードを使ったあとは、動物園に行ったり難しければ動物のぬいぐるみやDVDを見るのもおすすめです。
そうすることによって、絵で得た知識を「触覚」「嗅覚」などより多くの感覚で体感することができ、より深い知識に繋がります。
スポンジのよう幼児期の脳にフラッシュカードはたくさんの情報のインプットに役立ちます。幼児の脳は理解よりも先に大量にかつ高速でインプットすることで、語彙力と脳の成長につながるのです。
EQWELでは日本語は一般的な教育の約4倍の語彙力、英語コースでは6,000語以上の英単語を習得することを目標にしています。
フラッシュカード自体は近年の幼児教育では定番の取り組みではありますが、EQWELでは月齢による脳の成長にあわせてインプットからアウトプット、リピートなど異なるアプローチをしています。
3歳までの教育が脳の大きな成長の鍵になります。「うちはまだ早いのでは・・・」と思うかもしれませんが、EQWELでは0歳、むしろ胎教から受けられている方も多くいらっしゃいます。
早ければ早いほど脳の活性化につながるので、早期の幼児教育がおすすめです。
是非一度体験教室にお越しいただき、他のお子様の成長具合もご覧ください。
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在宅ワークの増加や、働き方改革による休日出勤の減少により、お父さんが自宅にいることが昔より多くなってきました。
朝、子どもから「いってきます」の変わりに「パパ、また明日ね」と言われるような働き方は少なくなってきています。
せっかく自宅にいるのだからゴロゴロのんびりしたい・・・その気持ちはわかります。
ですが、子どもとのスキンシップは、母親だけでなく父親にも重要な役割があります。
サルを使った実験で、子ザルが成長しても母親だけがいつまでも密着していた場合、人間でいう、「マザコン」状態になり、同性の仲間も少なく、大人になっても異性にアタックしなくなってしまったそうです。
同じ「高い高い」や「おんぶ」でも女性と男性では目線や、手・体の質感、感じる匂いなど感じることすべてが異なります。
また、体力のある男性は自分の目線まで子どもを抱き上げることも女性より容易です。
そうすることによって、大人と同じ目線を感じたり、ものごとをさまざまな角度から見る力や空間認識能力を高めることができます。
また、日常的に父親、母親両方と接することにより、母親だけに愛着を抱くのではなく、より広い関係性の中に自分の位置づけを見つけることができます。
ものごとを一点からだけでなく、自分を俯瞰したり、他人の位置に立って考えられるようになると、世界が広がり、将来のコミュニケーションも円滑に進みやすくなります。
親も子どもと触れ合うことで、神経伝達物質である「オキシトシン」が分泌され、子どもへの愛着と親としての自信も深まります。
一昔前ならば父親は忙しくほとんど育児に参加せず、母親だけが関わり、たまに家庭サービスで一緒に遊ぶという家庭が多くありました。
そして、大きくなって人生の重要な決断をするときに初めて父親が出てきて、反発する・・・というトラブルも。
人生の先輩としての自信はあっても、育児に参加していないと親としての自信はわきにくく、子どもとしても意見を受け入れにくくなります。
家庭環境により、父親母親両方の育児が難しい場合は、なるべく意識して、異性の親戚・親・知人などと触れ合う機会を設けたり、男性女性のスタッフがいる保育園でスキンシップを取ってもらうのも手です。
「率先垂範」という言葉があります。
人の先頭に立って物事を行い、模範を示すことという意味です。
優れたバイオリニストを多く排出している「スズキ・メソード」の創始者は一流を育てる方法として「率先垂範を実践すべし」「バイオリンを習いたいという子どもに最初からバイオリンを持たせません。まずはその親にバイオリンで一曲弾けるように指導します。」と述べています。
なにもない環境にポンっとバイオリンを与えても、興味を持つ子どもと持たない子どもがいます。
子どもにとってバイオリンがある環境が自然なものになると「自分も習いたい」という意欲がわきます。意欲がわくことによって、夢中力が生まれ、練習すると上達しやすくなります。
これは子どもにとって「目的」「目標」が明確になることで脳の学習効率が上がることと同じです。
親を見て、「おもしろそう」「こうなりたい」という目標が出来ると、一気に学習意欲がわきます。
英語を習わせたいのならば、一緒に勉強をはじめて見るのも一つです。
勉強しなさい一方的に押し付けられてもイメージも意欲もわきません。親が本気で取り組み事によって「きっとこれは楽しいことに違いない。重要なことに違いない。」と思い、関心を示すようになります。
親子で取り組むことで、信頼関係もUPしますね。
お父さんが自宅にいやすくなった現代だからこそ、一緒に一つのものごとに取り組める親子関係を築くのもいいのではないでしょうか。
お父さんの中には、「子どもをあやしたりするのは恥ずかしい」「何をしていいかわからない」「女の人の方が手慣れているし・・・」という方もいます。
お父さんもお母さんも初めての育児は知らないことばかりです。
ただ、お母さんのほうが「十月十日」お腹の中で一緒に過ごし、命をかけて産む痛みを感じることで、親としての自信は身につきやすくなります。
初めてのことは誰しも自信はありません。お父さんも子どもと関わっていく中で、親としての自信を身に着けていけるのです。
イクウェルは親子で一緒に来ていただいていますが、お父さんと一緒に来られる方もたくさんいらっしゃいます。ご自宅でのイクメンとしての接し方、関わり方もお伝えさせていただいています。
イクメンへの道は早ければ早いほど子どもの多角的目線、親子関係に影響します。
初めての育児で心配な方、何が正しいかわからないと不安な方、EQWELの確かな実績と情報で不安を解消できたという方がたくさんいらっしゃいます。
是非一度体験教室にお越しいただき、親子の接し方を知ってみてください。
少しでもご興味を持たれた方は、まずはお気軽にお問い合わせください。
→体験教室はこちら
胎教クラス(胎児)
ハッピーベビー(0.5ヶ月まで)
幼児クラス(0.6ヶ月~6歳)
小学生クラス(小学1年生~6年生)
英語クラス(幼児~6年生)
どのクラスをご希望かをお伝えください。体験可能な日時をお伝え致します。
赤ちゃんが泣き出すとお母さんは原因を解明しようとします。
「おむつかしら?」とおむつの中身を確認したり、「お腹すいた?」とおっぱいを上げたりミルクを作ってみたり、「眠いのかしら?」と抱っこして揺らしてみたり・・・
詳しい対応策は、
「赤ちゃんが泣き止まない!?親がとるべき5つの行動と脳の成長(https://eqwel-child.com/2020/08/04/253/)」にも書いていますが、
実はそんなに気にする必要はありません。
保育士さんや、1人2人育てられたお母さんでしたら経験から当たる確率も高くなりますが、初心者ママさんは外れて当然です。
そして赤ちゃんは、少々の失敗は大目に見てくれます。
お母さんの試行錯誤を見ているのです。
この経験から、「最初はうまくいかなくても、最終的にはお互いに理解が出来る」「わかってもらえる」ということを赤ちゃんは学びます。
これによって、自己肯定感が高まるのです。
ですので、うまくいかないこともあると思いますが、決して慌てず落ち着いて対応してみてください。
完璧な育児などないのです。
1歳前後ぐらいから目が見えてくると「指差し」という行動が見られます。
これは大人の会話と同じで、言葉不足を補うために、指で表現するのです。
新しい世界で刺激と情報にあふれている赤ちゃんは「これなに?」「これ見て!」という気持ちでいっぱいで、このワクワクをお母さんと共有したくなります。
これを「共同注意」といいます。
指差しには、発達段階があります。
「集中力カードって本当に効果があるの?(https://eqwel-child.com/2020/10/27/337/)」でもお伝えしたように、赤ちゃんの目は6ヶ月頃からやっと認識が出来るようになってきますが、正確な情報を把握できるようになるのは1歳ごろから、周りの位置などもわかるようになるのは1歳半頃からになります。
赤ちゃんの指差しの発達段階によって、見え方と理解度を把握することができます。
※赤ちゃんの発達には個人差があります。
「ほら、お花だよ!」と言われてその方向を見る。
自分が見て興味のあるものを「あー」と言いながら指差す。
自分の欲しいものをしきりに指差す。
何かを見つけた時に指差して、お母さんを見る。
「車はどれかな?」と質問されて方向を指差す。
こういった赤ちゃんの共同注意に対して、ぜひ一緒に視線を合わせて、ゆっくり抑揚をつけて言葉も発してあげてください。
そうすることによって、共同注意の促進と、言葉の発達にも繋がります。
そして、一緒に赤ちゃんが感じているであろう感情を「赤い車早いね〜」「わぁ、くるくる回ってるね!すごいね!」と共感してあげることで、赤ちゃんの共感性が育まれ、自己肯定感が育っていきます。
東大生が子どものころを振り返ったときに、ほとんどが「親は話をよく聞いてくれた」という回答をしているそうです。
ピカソやモーツァルト、チャップリンなど偉人と呼ばれる人の親も「子どもをまるごと受け止め、否定しなかった」というケースが多く見受けられます。
親の共感力が高く、受け入れる懐が大きいと、伸びしろのある子どもが育ちやすくなるんですね。
初めての子育てのときに「指差し」という言葉を初めて聞いて「うちの子は指差ししていないけれど大丈夫かしら・・・」とインターネットなどで調べて不安になられる方がいらっしゃいます。
たしかにさまざまな発達の遅れが見られる場合の一つとして「指差しをなかなかしない」ということもありますが、子どもの成長には個人差がありますので慌てないでください。
また、育児本を読み漁ったり、インターネットにかかりきりになって調べることに時間を使うことは、自分自身が不安になるだけでなく、赤ちゃんとの大切な時間を減らしてしまっています。
赤ちゃんとの時間は有限です。
EQWELの0歳コース「HappyBabyコース」では、このようなママの不安や悩みを解消できるカリキュラムと情報があります。
初めての育児で心配な方、何が正しいかわからないと不安な方、EQWELの確かな実績と情報で不安を解消できたという方がたくさんいらっしゃいます。
是非一度体験教室にお越しいただき、どのような影響があるのかを体感してみてください。
少しでもご興味を持たれた方は、まずはお気軽にお問い合わせください。
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ハッピーベビー(0.5ヶ月まで)
幼児クラス(0.6ヶ月~6歳)
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