絵日記と言えば小学校の夏休みの宿題。
「うわぁ出たー」と苦手にされていた方も多いのではないでしょうか。
夏休み最後の日に溜め込んだ宿題、一番手がかかるのに真っ白な日記帳。
今のようにインターネットが主流ではなかった世代の方は、過去の新聞の天気予報欄から天気を調べたり・・・
絵日記あるあるですね。
実際に「絵日記は苦手だった」という方は多いようです。
日本人は、答えのないものは苦手とする傾向にあります。
これは戦後の日本の教育システムが原因なのですが、算数のように1+1=2、県庁所在地を書くなど答えありきのテストや教育が主流なので、絵日記のように答えがないものは「どうしたらいいかわからない」となってしまうのです。
また、「こんなことを書いて人からどう思われるか気になる」歐米のように自分の主張をはっきり言うという場が少ないのでこれも苦手としている人も多いのではないでしょうか。
人は一番最後に感じたことが強く印象に残っています。
日々の中には良いこともそうでないこともあるかと思いますが、一日を振り返ることで「できるようになったこと」「できなかったけれど、次にこうすればできるようになりそうなこと」「楽しかったこと」を中心に振り返ると幸福感が高まります。
幸福感が高まった子どもは自信に満ち溢れるようになり、良い睡眠状態=良い体調をキープすることができます。
そうすることで翌日の行動のパフォーマンスも上がり、できることがますます増えていきます。
詳しくは「幼少期の毎日の習慣で未来が決まる!?寝る前の振り返り(https://eqwel-child.com/2021/03/26/479/)」にも掲載しています。
文字は左脳、絵は右脳を使います。
文字に対応する絵を書くことで、左脳と右脳両方に刺激を与えるようになります。
また、近い過去とは言え、過去の記憶を掘り起こすことは記憶を司る箇所にも良い刺激になります。
人にものを伝えるためには、ある程度自分は何を伝えたいのかを頭の中でまとめる必要があります。
絵日記に苦手意識がある人はこの思考をまとめるということがそもそも苦手なのではないでしょうか。
受験科目で小論文だけの対策をしている予備校の授業もあるぐらいです。
国語力は一生涯使う大切な力です。
最初は「んっとね、遊んだのー」誰と?「○○ちゃんと」とまとまりのない文章になるかもしれませんが、慣れていくと「今日は○○ちゃんと△△で××をして遊んだ」と主語述語のある文章を書けるようになります。
小学校高学年でも絵日記になると「今日はプールに行った楽しかった」という一文だけで終わってしまう絵日記があります。
一つの文章から詳細を含ませていく力も国語力。
「△△には朝から待ち合わせをして電車で向いました。途中で食べた駅弁が美味しかったです。××は■■なところがおもしろくて何回も遊びました。」というように一つの出来事を詳しく説明し、より相手に伝わるような内容に膨らませることができるようになります。
「あの人は何をやっても3日坊主よね」と言われる人がいます。
そういった人は「継続しない習慣」「諦める習慣」が身についてしまっています。
毎日のことですが、今日もできた→明日もがんばろう→毎日できている!と日々の小さな成功体験はとても大切です。
逆に継続しない習慣が身についてしまっている人は、ちょっとしたハードルで諦めがちです。
毎日きちんと続ける努力ができることは、その後の人生においても努力をすればハードルを乗り越えることができるという意識になります。
字や絵がかけない幼少期は「幼少期の毎日の習慣で未来が決まる!?寝る前の振り返り(https://eqwel-child.com/2021/03/26/479/)」にあるように、一緒に一日の振り返りをすることから始めてみましょう。
「よかった」という前向きな思考だけでなく、思考や文章をまとめる力の基礎が身につきます。
最初は自由に絵を描かせてあげましょう。テーマも絞らなくていいです。(描きやすそうでしたら絞ってもかまいません。)まずは描くことです。
色も使えるならばぜひ使わせてあげてください。
描けたら、「上手に描けたね」と褒めてあげた上で、「何を描いたの?」と尋ねてみましょう。
描いた絵にタイトルを決めて、そこから文章を作っていきます。
最初は「アニメを見て面白かった」などの短文ですが、それで問題ありません。少しずつ長い文章や感じたことを織り交ぜて表現豊かな文章になるようにすすめていきましょう。
・時間はある程度決めてください
夕飯のあと寝る前などザックリとしたタイミングでいいです。
・最初から完璧を求めない
少しずつでも毎日続けることが大切です。子どもが楽しく続けられるように少しずつできるようになったことを褒めて継続できるようにしてあげてください。
・親はあくまでも補助役
「誰と遊んだの?」「どんなことが楽しかったの?」と思考をまとめるお手伝いをしてあげるのはいいのですが、親の理想の内容を押し付けてはいけません。
イクウェルではおうちでの時間、親子の関わり方もご指導させていただいています。
なぜならばイクウェルは週に限られた時間ですが、おうちの時間はその何倍にもなるからです。
イクウェルのレッスンの効果をさらに上げていただくため、脳の力をUPさせるためには日々の積み重ねが大切です。
楽しく、飽きずに続けられて効果があること。自ら勉強したくなる好奇心、効率よく脳を使う力、これがイクウェルのカリキュラムです。これは字やしっかりとした絵をかけるようになる前、1歳から3歳までにトレーニングを始めることでよりパワーアップします。
是非一度体験教室にお越しいただき、イクウェルの指導内容を見ていただければと思います。
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