生後5〜6ヶ月ごろから離乳食が始まり、2歳頃から幼児食、3〜4歳頃は生魚などの避けた方がいいものはありますが、大人の食べるものも少しずつ取り入れていきます。
ところが、3〜4歳頃はイヤイヤ期も重なり、子どもも自分の意思を持ち、うろちょろしだしだすので、ご飯一つにしてもとても大変です。
ご飯中に遊び始めたり、なかなか食が進まなかったりといったこともあるのではないでしょうか。
早く片付けたいのに、片付かない。
食べ残しが多いと、好き嫌いや成長への影響も気になりますよね。
お菓子ならば食べるからといってついついお菓子を与えてみたり・・・。
子どもがご飯を食べないときや食べるのが遅いときに、理由や食べさせるコツがあります。
子どもがご飯を食べなかったり、遅いのにはどういった理由があるのでしょうか?
食べ物だけでなく、好き嫌い、興味のあるないがはっきりしてくる時期です。
意思がはっきりしてきたということですね。
このときは無理に嫌いなものを食べさせる必要はありません。
ただ、何が嫌いなのか?を聞いてみましょう。
例えば、子どもの嫌いな代表例のピーマン。苦い味が嫌いという子には肉詰めやチャーハンにするなど調理法を変えると食べられるようになる場合も多いです。
子どもは味覚がとても敏感です。
例えばコーヒーなどのように小さい頃は苦手だったものが大人になったら好むようになったというのはよく聞く話です。
大人になるにつれて鈍感・・・といいますか、さまざまな味に慣れてきているんですね。
ですので、大人が平気なちょっとした苦味も子どもにとってはとても苦い味に感じます。
この時期はさまざまな種類の食材を食べ、栄養を摂っていくことが大切です。
苦手な味のまま食べさせて苦手意識をもたせるのではなく、この味ならば食べられるという風にしてあげましょう。
蟹などは大人でも食べにくいですが、身近なところでしたらゆで卵、あと食材が大きいなどで食べにくいということもあります。
奥歯が生え揃っていないときはレタスなどのペラペラした食材も口の中にくっついて食べにくいそうです。
こちらも小さく切るなどのちょっとした工夫で食べられるようになるかもしれません。
間食、お菓子などでお腹がいっぱいになってしまっている可能性があります。
「将来に大切なおやつの与え方(https://eqwel-child.com/2021/05/31/565/)」でもお伝えしているように、間食・お菓子の時間帯と量はなるべく決めてあげ、その間はしっかり体を動かしてお腹が減るようにしましょう。
子どもは好奇心旺盛!
好奇心があることはとてもいいことです。
自分が興味があることや遊ぶことが楽しい時期で一時的に食べる量が減る場合もあります。
お菓子の食べ過ぎなどでなければ、多少減ってしまっても楽しい食事にしてあげてください。
朝のニュースなど見たいときもあるかもしれませんが、ただでさえ集中できる子どもの集中力は短いもの。(年齢+1分ととっても短いです!)
動いているものがあるとすぐにそっちに興味を惹かれてしまいます。
急ぎではない場合は、録画やスマホニュースなどで代用するようにしましょう。
「しっかり噛めてるね」「全部食べたれたね!偉い!」と褒めてあげると、子どもは嬉しいものです。
逆に「いい加減にしなさい!」「早く!」と急かしたり、叱りながら食べるとなると食事の時間は子どもにとって楽しいものではなくなってしまいます。
また、「食べたらおもちゃが待っているよ!」といういわゆる「モノで釣る」ことは極力控えたほうがいいでしょう。
毎回モノで釣ると、モノがないときに頑張れなくなってしまいます。
即効性のある方法ではあるので、時と場合を見極めて必要な時にだけ使うようにしてみましょう。
それよりも3歳〜4歳ごろは自我が芽生えていますので、「全部食べたらカッコいいよ!」や「○○(好きなアニメのキャラクターなど)はご飯残したりとかしないと思うなぁ」など子どものメンタル面に訴えかける方が食べ方のマナーや食べ残しなどのしつけをするときにも効果的です。
一緒に作ることで食事のありがたみを知ることができます。
例えば、餃子を包むだけ、ハンバーグをこねる、サンドイッチなど簡単なものでも子どもは興味を持ち、そして自分で作ったものは好んで食べる傾向にあります。
一緒に作ることで親子のコミュニケーション(信頼関係)も生まれます。
時間に余裕のある方は家庭菜園などできゅうり、ピーマンなどを育ててみてもいいでしょう。
大人でもそうですが、見た目にゴツゴツしてて色も地味なものよりも、カラフルで食べやすそうな方が食欲をそそられますよね。
キャラ弁まで頑張る必要はありませんが、トマトなどで色合いを工夫したりしてみましょう。
また、大人は楽しそうに食べているのに自分だけ美味しくなさそうだと子どもはシッカリわかってしまいます。
冒頭でもお話しているように、生魚やアレルゲン物質は避けたほうがいいですが、それ以外は大人と同じものも取り入れて一緒に楽しく美味しいさを分かち合ってください。
一緒に食事を取ることは子どもの将来にも良い影響を与えます。
うちの子どもは本当にわがままで、変じゃないのかしら?と不安になることもあります。
しかし、きちんと整理をしていけば、なんらかの理由があり、子どもの感情が成長する過程です。
ですので、イライラや不安にならず、落ち着いて対応していくようにしましょう。
イクウェルでは「母子一体化」を重要視しています。
お子様が興味を持ち、楽しく学習できるカリキュラムだけでなく、親子の関わり方、褒め方などを親御様にも学んでいただきます。
楽しいから自ら学ぶ→褒められる→さらに学び、内容にも興味を持つという良い循環は学習だけでなく、食事にも同じようなことが言えます。
イクウェルのカリキュラムはライフスタイル全体に繋がる良い循環を生むものになっています。
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